天の川を撮影するには、しっかりと日程を練る必要があります。例えば何時に最も見えやすい位置にいる、月は出ているかなどです。
というわけで、2017年6月に天の川を撮影する場合のおすすめ日時を考えていきたいと思います。
基本関東中心に考えていきますが、星の状態はほぼ全国変わらないと考えても支障はありません。(月に関しては沖縄と北海道で30分から1時間ほど変わるので、関東のデータから±30分くらいを見ていけばいいでしょう…かなりざっくりですが)
こちらで撮影方法や星について紹介しています。
6月上旬
22時ごろに東の空から天の川が登りだします。
0時から2時ごろに南の空に存在します。見ごろですね。
3時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。
6月中旬
21時ごろに東の空から天の川が登りだします。
23時から1時ごろに南の空に存在します。見ごろですね。
2時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。
6月下旬
20時ごろに東の空から天の川が登りだします。
22時から0時ごろに南の空に存在します。見ごろですね。
1時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。
月の状態
6月2日:月の出は12時ごろ。月の入りは0時半ごろです。
6月3日:月の出は13時ごろ。月の入りは1時ごろ。
6月4日:月の出は14時ごろ。月の入りは1時半ごろ。
という感じで1日30分〜60分ペースで月の出、月の入りがズレていきます。
6月15日は月の出は23時ごろ。月の入りは9時ごろ。
6月30日は月の出は11時ごろ。月の入りは23時半ごろ。
つまり、6月の中旬は夜中は月がずっと出ているということですね。天の川どころか星撮影も難しいです。
ちなみに6月1日は半月、6月9日は満月、6月17日は半月、6月24日が新月です。
まとめ
それでは6月はいつが見頃なのでしょうか。
6月前半は、月がなくなる時間が夜遅いので天の川や星が見える時間が短くなってしまいます。
6月中旬は夜中ずっと月が出ているので撮影には向きません。
6月下旬はおすすめです。下旬の月の出は3、4時の朝方ですし、天の川が南の空にいるのが22時から0時ごろなので完璧に見頃です。
土日でいうと6月24日(土)、6月25日(日)は星見におすすめです。天の川も22時から0時前後でよく見えます。ということで余裕があれば星を見にいきたいものです。