いぶし銀な急須というか、いぶし銀の急須を購入しました。
新潟県燕市は、日本有数の金属加工の町として有名です。
多くの銅器が売っていて目移りしてしまいましたが、いぶし銀仕上げの急須を購入しました。
いぶし銀の意味は?
銀を燻したものというのはわかりますが…。
- 燻(いぶ)しを掛けた銀。くすんで渋みのある銀色のこと。
- 硫黄などをいぶして、金属製品(主に銀など)の表面をくすませること。
「いぶし銀仕上げ」「燻し仕上げ」と言われる。 - 一見すると華やかさに欠けて見えるが、実際はとても実力や味わい(魅力)がある人の比喩表現。
ベテラン感あふれる表現ですね。
とりあえず地味だけれど実力があるというイメージでしょうか。
いぶし銀の特徴
急須の話に戻ります。
いぶし銀仕上げの製品は、銀特有の柔らかさと日本古来の工芸美術品と同等の味わいを生かした製品です。
なぜ今回これを選んだかというと、見た目がかっこよかったからです。
表面の綺麗さもさることながら、いぶし銀という名称も素晴らしかったです。
表面の青みがかったような色が美しいです。
中もこんなにきれいです。
ちなみにちゃんと網もついていました。
いぶし銀の手入れ
水またはお湯で洗った後、乾いた柔らかい布で乾拭きします。
この乾拭きがポイントです。
乾拭きを繰り返すことによって、光沢が徐々に出てきます。
これからどう変化していくのか楽しみです。
唯一不満があるとすれば、お茶を注ぐときにふたが熱いことぐらいでしょうか…。
どの急須でも同じですかね。
燕市製の急須など
今回購入したのと同じものは見つかりませんでしたが、燕市産の急須やその他銅器はたくさんありました。
急須などにそこまでこだわりはなかったのですが、いろいろと見てみるとちゃんと好みがあるということに気づきました。
また一年後に何か買いたいものです。