ねこたび

[先行レビュー OPPO ENCO Free2, ENCO Buds] ノイズキャンセリング、音質のパーソナライズ(最適化)が可能なおすすめ完全ワイヤレスイヤホン[ねこしぃの周辺機器]

OPPO ENCO Free2とOPPO ENCO Buds

はい、ねこしぃです。今回はOppoの新型ワイヤレスイヤホンを貸し出していただけましたので先行レビューです。

それがこちら
Oppoアンコ Free2 と、OppoアンコBudsとなります。
アンコFree2の方はアンコW51の後継機
アンコBudsはアンコW11の後継機という位置づけになりますね。

OPPO ENCO Free2とOPPO ENCO BUDS

ちなみに読み方はエンコではなくアンコです。
アンコールから来ているようです。

それぞれの特徴としては
アンコFree2はノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホンでかなり面白いのがカスタマイズ性の高さですね。
ノイズキャンセリングと音質を使用者に対して最適化してくれます。
ゲームモードも搭載で低遅延でゲームを楽しめます。

アンコBudsの方は片耳4gの軽量コンパクトな完全ワイヤレスイヤホンです。
こちらもタッチセンサのカスタマイズが可能です。
ゲームモードやDolby Atmosにも対応しています。

個人的に最も気になっているのが、通話時のノイズキャンセリングに対応していることです。
イヤホン側のノイズキャンセリングは搭載されていませんが、マイク側のノイズキャンセリングですね。



OPPO ENCO Free2

8月23日予約開始、8/27発売開始
色はホワイトとブラック
10㎜ダイナミックドライバー内蔵、ノイズキャンセリング、音質を使用者に最適化させる機能付き
デンマークのスピーカーメーカー、ディナウディオと共同で音作り
価格は税込み13,980円です。

OPPO ENCO Free2

アプリについて

iPhoneではHey!Melodyアプリが使用可能
イヤホンコントロールの設定変更可能
音質、NCを使用者に最適化可能

アプリ[Hey Melody] OPPOのスマホはアプリ不要

着け心地

カナル型のイヤホンの中ではかなり浅い部類に入りますね。
あまり耳の奥まで押し込みたくない人には良い感じだと思います。
僕は耳の奥まで入ってないと抜けるんじゃないかと心配しちゃいますが
浅めなので異物感が控えめでいい感じです。

ちなみに耳から取り外すと自動で停止します。

着け心地はかなり浅め

気になるのはケースと本体の材質ですね。
このつるつるの材質だと毛羽が静電気でガンガンついてくるんですよね。
この材質もきれいで良いのですが、マットな質感のほうが個人的には好きです。

後はスライドで音量を上下させられるのは便利です。

タッチセンサー部分のスライドで音量Up/Down可能

ノイズキャンセリングについて

ノイズキャンセルについですが、まずノイズキャンセリングをONした時の圧迫感や
ホワイトノイズはほとんどしません。個人的にはこのノイキャンをONしているのかわからないような自然さはポイント高いです。
ノイズキャンセリングの強さとしては驚くほどの強さでないですが、低音側はしっかりカットしています。
中高音域が思ったよりも残っている印象ですね。
なんですが、個人的にはノイキャンの強さよりも、ホワイトノイズや圧迫感がないということのほうが嬉しいです。
ホワイトノイズや圧迫感があると、ノイズキャンセリング機能のみで使用する場合に不都合があるのでこの性能はありですね。
しかも着け心地も浅めで異物感が無くてこの性能なら文句なしです。
ちなみに風切り音はちょっとポフポフしました。

外音取り込みについて

外音取り込みについてですが、中音域、ちょっと人の声がこもって聞こえてきますね。
こもっているというか、低音側を外音取り込みでちゃんと拾っているからそう聴こえるのかもしれません。
そのせいで人の声だけを聴こうとするとその低音に邪魔されるという感じですかね。
そういう意味では自然な聞こえ方に近いですが、僕の使い方だと外音取り込み時には人の声をメインで聞きたい
場合が多いので、もっと中音域がクリアな方が好みですね。

マイク性能

ENCO Free2に関してはマイクがこの棒の先の方にあるので、
口に近くなるためマイク音質は期待したいところです。
マイク音質については動画を作ってENCO Free2とENCO Budsの両方のマイク性能をがっつり比較したいと思いますのでYoutubeの動画をご覧ください。

ゲームモード

ノーマルモードとゲームモードの遅延時間を実測しました。
接続コーデックはSBCです。

ノーマルモード:200[ms]
ゲームモード :80~90[ms]

200[ms]は動画の視聴に支障をきたすレベルで、映画を見ると人物が口パクしているように見えてしまいます。ゲームモードでは十分早くなっているので、動画視聴もいけそうです。

音質

ENCO Free2の音のバランスはフラットよりですね。
低音に比べて高音域側のほうが少々前に出てくる感じでしょうか。
ちょっと高音側が耳に刺さる感じですが、
低音側も高音側も中音域側の邪魔をしないレベルなのでそこまで気にならないですかね。
解像度はもう少し欲しいところですが、フラットよりの音質は好みなので良い感じです。

低音については、前に出すぎない感じはなかなか良いですがもう少し厚みが欲しいところです。
全体的な音のバランスはこのようなところでしょうか。
やはりノイズキャンセリングのホワイトノイズと圧迫感がないので音楽を聴くときも悪影響がないのが良いですね。
ノイキャンのホワイトノイズのせいで音の鮮明度がつぶされてしまうことがあるので、ノイキャン性能は音質にも良い影響を与えていると思います。

音質の最適化をONすると?

音質の最適化をONにすると、低音域と高音域が前に出るようになりましたね。
より全域が良く聞こえるようになりました。低音、高音が前に出てきても中音域がつぶれなかったのでなかなかいい感じです。
個人的にはちょっと高音が強くなりすぎましたが、自然な音の変化でかなり面白い機能だと思います。
最適化時にYes,Noを答えたんですが、ちょいちょいNoという回答があったんですが左右で重なったので
おそらくは左右の耳の特性を最適化して両耳で同じように聞こえるようにするという機能みたいですね。
ちなみに全部Yesの場合も同じグラフになったので一般的な耳の性能だったということでしょう。
とりあえず自分用のデータというのが単純に嬉しいですね。
こういう自分だけのっていう響きがいいです。

音質の最適化の個人データ

その他の機能について

防塵防水性能:IP54
バッテリー :NCオフで6.5時間のケース込みで30時間
コーデック :SBC、AAC




OPPO ENCO BUDS

8月23日予約開始、8/27発売開始
税込み4,480円
片耳4gの軽量設計、8㎜ドライバー搭載

OPPO ENCO Buds

アプリについて

iPhoneだとアプリHey!Melodyが使用できない、アンドロイドは可能
イヤホンコントロールがカスタマイズできないだけなので、iPhoneでも大丈夫

着け心地

かなり軽い、片耳4gのケース込みで
装着感は思った以上に浅めで、要注意なのがイヤーピースがちゃんとあっていないと
低音がスッカスカになるので気を付けてください。これはどんなイヤホンも同じなんですが、
僕の場合はなかなか合わなくて苦労しました。最終的にLサイズを使ったんですが、奥に挿しすぎると密閉度が悪くなるという感じで
ベストな場所をちゃんと見つける必要がありましたね。

ENCO BUDSの着け心地

ゲームモード

ノーマルモードとゲームモードの遅延時間を実測しました。
接続コーデックはSBCです。

ノーマルモード:240[ms]
ゲームモード :100[ms]

ENCO BUDSのほうがENCO Free2よりも遅延が大きかったですね。
ゲームモードであれば動画視聴も何とかいけます。

音質

全体的に解像度は低めですね。
気になったのは高音域側で、シャンシャン系の音がはっきりしない感じです。
低音側もパワフルになっているんですが、もやもやしていてちょっと疲れちゃいますね。
バランスとしては低音、高音が前に出てきている分、中音域がつぶされることが多いです。
ENCO Free2と比べると全体的に見劣りしてしまいますね。

マイク音質

通話時のノイズキャンセリングに対応しているというのがとても気になっています。
ENCO Free2はマイク側のノイキャンは搭載していないのでENCO BUDSのマイク性能楽しみですね。
簡単に実験してみたのですが、キーボード音をしっかり消してくれました。
しかも、自分がしゃべり始めても不快な打鍵音が入ってこなかったので、しっかり人の声を認識できているようですね。

その他の機能について

防塵防水性能:IP54
バッテリー :6時間、ケース込みで24時間
コーデック :SBC、AAC

今回はOPPOさんの新製品完全ワイヤレスイヤホンのOPPO ENCO Free2とOPPO ENCO Budsの先行レビューをやっていきました。

特にFree2の音質の最適化機能はかなり面白い機能です。
おそらくは自分の左右の耳の特性を補正するというバランス調整の機能がメインであると思われます。低音域から高音域まですべての音が聞きやすくなったのでとても有効です。

Budsの方は音質面では残念ながら解像度が全体的に低めでした。
が、通話ノイズキャンセリングはかなり性能が高いようなので、しっかり検証していきたいです。

それでは次回の動画でお会いしましょう、ではでは。