写真の明るさを決めるのは?
写真撮影するうえで、写真の明るさを変えるには下記の3つの要素が関係してきます。
1.絞り
2.シャッタースピード
3.ISO値
絞りを一段絞ると 光量は半分
絞りを一段開けると 光量は2倍
シャッタースピードを1/2倍にすると 光量は半分
シャッタースピードを2倍にすると 光量は2倍
ISO値を1/2にすると 光量は半分
ISO値を2倍にすると 光量は2倍
以上のように、それぞれ1段分変えることで明るさが1/2倍or2倍となります。
1段分とは3クリック分を表す
一段分というのは、絞りダイヤル3クリック分、シャッタースピードダイヤル3クリック分、ISO調整時のダイヤル3クリック分です。
追記
3クリックと書きましたが、設定によって2クリックで一段になっている場合もあります。
(シャッタースピード 以下SS)
絞り1クリック: F4 ⇒ F4.5 F4.5 ⇒ F5 F5 ⇒ F5.6
SS 1クリック : 1/100 ⇒ 1/125 1/125 ⇒ 1/160 1/160 ⇒ 1/200
ISO 1クリック : 200 ⇒ 250 250 ⇒ 320 320 ⇒ 400
という感じで1段分変える際に3クリック変更していることがわかります。
露出の判別方法
デジタルカメラは便利ですね。ファインダーをのぞくか、ディスプレイ上に、現在の露出具合が表示されています。
マイナス側に行くと写真は暗くなり、プラス側だと明るくなります。
このディスプレイはなかなか使えます。露出不足は露出アンダー、露出過多は露出オーバーと言われます。
ディスプレイの見方
このディスプレイですが、青のメモリ1つ分が露出1/3段分を表しています。長い棒一本分で露出1段分になります。
ということは、上の場合は1段分明るくすれば適正露出になります。
こちらは2段分暗くすれば適正露出になります。
まとめ
今回は露出の話をメインで進めてきました。ディスプレイの見方を覚えておくと役立ちます。今まで話に出てきていた一段分やら二段分という言葉がやっと明るさとして把握できるところまで来ました。
ここまでくればあとは絞り値やSS、ISOをどの値に設定すればどのくらいの明るさになるかを理解することだけですね。
ジャンル別撮影方法まとめ