猫の目はなぜ綺麗か?
猫の目ってとても綺麗ですよね。どんな猫でも目が特徴的です。黒猫などは特に黄色い目が印象に残っています。では、なぜ猫の目は印象的なのでしょうか。
とその前に、うちのにゃんこの写真ですが目の色は黄色っぽいですね。
大きく分けて以下の4種類があるそうです。
といっても、環境光の違いによって若干の色は変わります。うちのにゃんこも撮る場所によっては緑だったり青だったりもします。
・イエロー系
・ブルー系
・グリーン系
・イエロー系とブルー系(いわゆるオッドアイと呼ばれるものですね)
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タペタム(タペータム)という反射板
猫の目の、網膜の後ろにタペタムという反射板が存在しているのです。
文字通り光を反射しているので、反射された光が再び目から飛び出てくるのです。その結果、私たちには猫の目が光って見えて綺麗に感じます。
なぜ反射させる必要があるか
ずばり、暗闇でも周りをよく見えるようにするためです。目の中で反射させることによって網膜に取り込む光の量を増やし、光の量が少ない暗闇でも十分な光量を確保することができます。
ちなみに人間の1/7の光量で十分というのだから驚きですね。
猫の瞳孔
ということは、昼間の猫は相当眩しいんじゃないでしょうか。
しか~し、心配することなかれ。皆知ってるあの現象です。
猫は明るいところでは、瞳孔が縦方向に伸びるように小さくなります。これによって明るすぎるということはないんですね。
こちらの写真は緑っぽい色をしています。
フラッシュで猫を撮影するのは避けましょう
猫の瞳孔が縦に伸びるスピードは、人間の瞳孔が丸くすぼまるのに対してとても速いのです。自分の瞳孔の収縮スピードは鏡の前で手をかざせばわかりますね。
猫の瞳孔はとてつもなく速いのです。
ですが…瞳孔で調整するといってもさすがにフラッシュのスピードにはかないません。何せ光の速度ですから…。猫の網膜にダメージを与えてしまう可能性がありますので注意しましょう。
まとめ
猫の目が綺麗なのはタペタムと呼ばれる反射膜があるため。
フラッシュ撮影は避ける。
あたりが重要でしょうか。では、楽しい猫ライフを。
にゃんこのふみふみ
新年明けましておめでとうございます(AF-S Micro 60mm f2.8で猫写真)