ねこたび

マクロ撮影ってどうやるの?初心者のための撮影方法紹介

60mm f/3.2 1/4000s ISO800 (Nikon610 / AF-S Micro 60mm f2.8)

猫や犬など動物を撮るときや、植物を撮るとき、または小物などを撮るときにはマクロ撮影がおすすめです。マクロ撮影という名前自体は聞いたことがあっても、実際にどのような撮影かわからなかったりはしないでしょうか。

私は猫を撮影するとき、いかに近づき、どこにピントを合わせるかを意識して撮影しています。
ちなみに上の写真は、猫の目にピントを合わせようと思ったのですがまつ毛部分にピントが合ってしまった写真です。

今まで失敗を繰り返す中で得た知識や情報を、紹介していきたいと思います。マクロ撮影の基礎知識や撮影方法を参考にしていただきたいと思います。

▼目次

  1. マクロ撮影とは?
  2. マクロレンズと標準レンズは何が違う?
  3. 最短撮影距離について
  4. 最短撮影距離はどうやったらわかる?
  5. まとめ

マクロ撮影とは?

マクロ撮影というのは、通常のズームレンズよりも近づいた状態で撮影することを言います。
イメージとしては虫眼鏡を使って対象をズームして撮影する感じです。
一般的にマクロレンズというレンズを使用して撮影を行います。

コンパクトデジカメなどではチューリップのマークでマクロ撮影が選択できますね。
接写したいときに使ったことがある人も多いかもしれません。

マクロレンズと標準レンズは何が違う?

この2つのレンズには少々違いがあります。
マクロレンズは、同じ焦点距離でも[最短撮影距離]が短い
→より被写体の近くで撮影できる
マクロレンズは、[撮影倍率]が高い
→倍率が高いほど、最大まで近づいたときにどのくらいの倍率になるかという数値

いくつか必要な知識がありますので順に紹介していきます。
今回は[最短撮影距離]についてです。

基礎知識
1.最短撮影距離
2.被写界深度
3.絞り
4.絞り羽について
5.撮影倍率

1.最短撮影距離

文字通り、カメラのセンサー位置から被写体までどの程度近づけるかどうかを示しています。
センサーの位置は距離基準マークという印で表記されています。
ミラーレス一眼にも同様のマークがありますね。

最短撮影距離

最短撮影距離よりも近くに被写体を置くと、ピントが合いません。
近づきすぎてピントが合わなくなった経験は誰でもあるのではないでしょうか。
私はしょっちゅうやっていました。猫や小物を撮影するとき、もっと大きく撮影したいからと単純に近くによってはピントが合わずに[なんで?]と不思議に思っていました。

近づき過ぎるとこんな風にピンボケしますね。

近づきすぎてピンボケ

最短撮影距離はどうやったらわかる?

では、どこまで近づけるのかどうやって判断するのでしょう。
その答えはレンズに書いてあります。
下の写真は私の50mm単焦点レンズです。
赤枠にft(フィート)とm(メートル)とあります。ここのmの目盛を見ていきましょう。

最も小さい数値を確認してください。このレンズは[0.45]となっています。

最短撮影距離

つまり、このレンズの最短撮影距離は0.45m (45cm)ということになります。
一般的にこの最短撮影距離は、焦点距離が短いほど小さくなります。
手元のレンズで見てみましょう。

70-300mm  … 1.5[m]
50mm単焦点 … 0.45[m]
24-35mm   … 0.28[m]

という感じで、広角レンズになるほど近くまで寄れるというのがわかります。
そこで、マクロレンズの最短撮影距離を見てみます。

0.185[m]です。このマクロレンズは焦点距離が60[mm]なので、50[mm]よりも最短撮影距離は伸びるはずですが、マクロレンズのほうが10[cm]ほど近く寄れることがわかります。

10[cm]というと大したことがないように思えますが焦点距離50[mm]が45[cm]しか寄れないのに対して、焦点距離60[mm]マクロは18.5[cm]まで寄ることができるのです。半分以上も距離が短くなると考えると、かなりのアドバンテージでしょう。

macro最短撮影距離

まとめ

マクロレンズは標準レンズに比べて最短撮影距離が短いので、より被写体の近くで撮影することができます。さらに、近くで撮影すればするほど撮影時のボケが強くなっていきます。
ボケこそがマクロレンズの特徴かつ武器です。この特徴を生かして撮影するための知識を覚えていきましょう。

次回は被写界深度についてお話します。
ボケと密接に関係してくる項目です。

2ページ目に進む: マクロ撮影のすすめ ~被写界深度~   

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