北天の星座、つまり北極星の周りの星座についてです。
有名どころではカシオペヤ座や北斗七星ですが、さらに北極星に近い位置にある星座を紹介します。
全体的にあまり明るくないので見つけるのは難しいですが…。
ちなみに撮影したのは冬です。右に写っている木々の上、明るい星が北極星になります。
そしてこちらが星座を書き込んだものになります。
しれっと白鳥座のデネブがいらっしゃいますね。夏の大三角形の一部ですが、冬の早い時間帯に観測することができます。(11月なら18時くらいには見えます…日没していれば)
ここでは見えていませんが、右上の方にカシオペヤ座が見切れています。ちょうどケフェウス座の右上の3つの明るい星ですね。Mの左半分だけ写っています。
ケフェウス座(Cepheus)
星座を線で引いただけでは全くわかりませんが、人型の星座になります…全然わかりませんね。
あまり有名ではないので知らないかたも多いかと思いますが、登場人物の関係性を覚えるとわかりやすいかもしれません。
ギリシャ神話の登場人物がたくさん出てきます。
ケフェウス :ギリシャ神話のエチオピア王
カシオペヤ :ケフェウス王の妻
アンドロメダ:ケフェウス王とカシオペヤの娘
さらにここにペルセウス座とペガサス座が話に絡んでくるのですが、それはまた今度…。
映画にもなっているお話です。
りゅう座
ケフェウス座周りの話には絡んでは来ませんが、こちらはヘラクレスと絡んできます。
ヘラクレスに与えられた12の試練の11番目が、この竜が守るリンゴを撮りに行くことだったとかなんとか。
ちなみに上の写真には写っていませんが、近くにヘラクレス座もあるんですよ。
りゅう、アンドロメダ、ペガサス、白鳥とくくれば…
書いていて思ったのですが、ちょうどいい感じに3つの星座が出てきましたね。
残りはフェニックスなんですが…そんなんあったかな?調べておきます。
聖闘士星矢で出てくる星座が大集合しているのですが、秋から冬にかけてすべてが一度に見られます。撮影する前に気づくべきでしたね…。