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七夕に天の川は見えるか? 2017年 7月 天の川、星撮影おすすめ日程と時間帯(見頃の時間帯紹介)

24mm f/2.8 65s ISO800 (D610 Sigma 24-35mm f/2)

    今回は2017年7月の天の川、星撮影や観測のおすすめ日程についてです。 七夕(夏全般)に観測できる星座もまとめてみました。 まず、7月は日の入りが19時頃になるのでなかなか暗くなってくれません。 暗くなってからしばらくしないと星がよく見えないのが難点ですね。

7月上旬

20時ごろに東の空から天の川が登りだします。 22時から0時ごろに南の空に存在します。見ごろです。 1時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。 上でも書きましたが、日の入りが19時頃なので20時ではまだちょっと明るいかもしれませんね。

7月中旬

19時ごろに東の空から天の川が登りだします。 21時から23時ごろに南の空に存在します。見ごろです。 24時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。

7月下旬

18時ごろに東の空から天の川が登りだします。 20時から22時ごろに南の空に存在します。見ごろです。 23時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。

月の状態

7月1日:月の出は12時ごろ。月の入りは0時ごろです。 7月2日:月の出は13時ごろ。月の入りは0時ごろ。 7月3日:月の出は13時半ごろ。月の入りは0時半ごろ。 という感じで1日30分〜60分ペースで月の出、月の入りがズレていきます。 7月15日は月の出は23時ごろ。月の入りは10時ごろ。 7月30日は月の出は11時半ごろ。月の入りは23時ごろ。 つまり、7月の中旬も夜中は月がずっと出ているということですね。天の川どころか星撮影も難しいです。 ちなみに7月1日は半月、7月9日は満月、7月17日は半月、7月23日が新月、7月31が半月です。    

七夕に天の川は見られるか?

ピンポイントで7月7日です。 月の出が17時、月の入りが3時です。月の入りが遅いので天の川の見どころは沈んでしまいますが東の空から西の空にかけてかかる天の川を見ることができます。 ちなみに南西から西に織姫と彦星を確認することができます。 ちょっと時間帯は遅すぎる気もしますが、七夕にもしっかり見ることができそうですね。

まとめ

ではおすすめの星見日和はいつなのでしょうか。 7月の上旬は月が落ちたと同時に天の川が徐々に沈んでいきます。 0時から2時くらいであれば天の川も見ることができそうです。 7月の中旬は夜に月が昇りだすので星は見づらいかもしれません。 しかし、7月15日は23時から月が昇りだし、天の川の見頃は21時から23時ごろなのでなんとか行けそうです。 7月の下旬は月の入りが20時以降になるので星は見えづらいですね。

具体的な日程

ではおすすめの日程を具体的に考えましょう。 断然22日(土)、23日(日)です。理由は23日が新月なので、月の入りは考えなくてよいからです。 天の川は21時から2時くらいまでしっかり見ることができます。 7月1日(土)、2日(日)は0時ごろに月が沈むので天の川はギリギリですが、以降はばっちり星をみることができるのでよさそうです。ちなみに0時以降見える星座は夏の大三角をかたどる星座、ペガサス座、いて座、アンドロメダなどが有名どころでしょうか。 まだ紹介済みの星座が少なかったですね。徐々に公開していきたいと思います。 夏休みの時期、8月のおすすめ観測日和も割り出しました!! 夏休みの計画の参考にしていただければと思います。 Vixen 天体望遠鏡用アクセサリー ガイダ― 星座早見盤 3597-07 posted with カエレバビクセンAmazonで探す楽天市場で探す

作品紹介

今まで作成した記事で、星を撮影したものをまとめてみました。 撮影方法とか星座についてもありますが…。 もしよければご覧ください。

夏の天の川撮影写真紹介(おすすめ)

星座、天の川の観測、撮影について

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南の空 夏 天の川

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