7月7日 七夕に観測できる星座は?

南から西にかけての星座




以前、七夕に天の川が見られるかどうかを調べました。
前の記事では7月全般の話をしていたので、今回は七夕に絞って考えていきます。

日の入り

大事ですね。日の入り後でないと空が明るいので中々星を観測することができません。
日の入りは19時前後です。日本内ならば±30分ほどでしょう。(関東は19時ちょうど)

月の出

17時過ぎに月が昇り、午前3時に沈みます。
そして4時30分には太陽が昇るので、実は真っ暗な時間はほんの少ししかありません。

太陽ほどではありませんが、月の光も侮れません
しかも満月が近いのでなかなかの明るさになるはずです。

北の空

20時くらいになれば、星が見えてくるかと思います。
20時から真夜中にかけて以下の星座が見られます。

北斗七星、りゅう座、こぐま座、カシオペヤ座などなど

北天の星座

北天の星座

りゅう座、ケフェウス座、こぐま座
りゅう座、ケフェウス座、こぐま座

おおぐま座とこぐま座

おおぐま座とこぐま座



東から南にかけての星座

20時ごろから天の川が東の空から上ってきます。
月が明るいので全くわからないかもしれません…。

ですが、七夕の主役「織姫と彦星」は明るいので間違いなくわかるはずです。

天の川 赤道儀使用

24mm f/2.8 65s ISO800
(D610 Sigma 24-35mm f/2)

夏の大三角形 はくちょう座のデネブ こと座のベガ わし座のアルタイル

夏の大三角形
はくちょう座のデネブ
こと座のベガ
わし座のアルタイル

南から西にかけての星座

割とマニアックな星座が集まっていますね。
おそらくヘラクレスの下半身は見切れています。写真では頭が下側で、足が上側でしょう。
ついでに見切れかかっている右ひざ(?)の左側にベガ(織姫)がいます。

私に絵心があれば、もうちょっとマシな感じに仕上がるのですが…。
へびはなんとなくわかりますが、てんびん座なんかはわかりませんね。12星座ですがあまり目立ちません。近くのさそり座は明るめなのでわかりやすいです。

アルクトゥルスといえば[春の大曲線]の一部として有名ですね。
北斗七星の柄杓の柄の部分を丸く伸ばしてアルクトゥルスを介し、スピカまで伸びていく大曲線です。

春の大曲線を一枚の写真に収めたかったのですが、画角が足りなくてあきらめました。
いつかは撮影したいです。

南から西にかけての星座

南から西にかけての星座

west1

という感じで夏の星座と、秋、春の星座もいくつか見ることができます。
とにかく有名どころは見えるはずなので、夏の大三角や北極星周りの星座は比較的簡単に見つかるはずです。

星座、天の川の記事まとめ

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