一般的に、日本人は英語を喋るのが苦手だと言われています。事実、私もろくに喋ることができません。
日本人が英語ができない理由はいくつか挙げられると思います。例えば…
1. 島国だから、日本語以外が公用語として使用されていない
2. 英語の教育はSpeakingを優先していない
3.カタカナが優秀
という感じの理由があると思います。
個人的にカタカナが優秀すぎるというのが足を引っ張っているのではないかと。
カタカナの優秀さ
Apple = アップル = りんご
こんな感じで日本語に変換しますね。ここで言いたいのが、日本人にとって英単語は全てカタカナ文字として理解されていることです。名詞だけでなく動詞なども同様です。
当たり前のことだと感じますが、これってかなりすごいことだと思うんですよね。
英単語の読みを日本語として認識することができるし、全く違和感なく和製英語というかカタカナ英語が日常生活に溶け込んでいます。
カタカナのデメリット
上で書いた優秀さがそのままデメリットになります。
英単語を全てカタカナ英語にできてしまうせいで、本来の英語が理解できないのです。
伝わるかどうか自信がありませんが、
AppleをAppleとして認識せず、アップルとして認識してしまうために英語習得の障害になってしまうのです。…これは伝わらないですね…。
英語を英語のまま(発音含めて)理解できれば良いのだと思います。
カタカナ英語で発音したところで全く通じませんし、カタカナ英語を覚えても実際に英語を聞いた時に理解できません。
例
私は既にカタカナ英語に毒されているので英語を聞いてもカタカナに変換してしまいます。で、アメリカ人と喋る機会があった際にある単語が気になりました。
「キャピラー」
…何度聞いても「キャピラー」です。なんだなんだと実際に書いてもらいました。
「Capital」
「キャピタル」じゃん!「キャピラー」なんて知らんがな!
という体験をしました。これもカタカナ英語の弊害なのかしら…。
アメリカ英語
実際は、アメリカ英語は「t」をあまり発音しないようなので、イギリス英語ともまた違うらしいです。アメリカ英語だと「ワラー」とか「ウォラー」とか聞こえる「water」が、イギリス英語だと「ウォーター」と聞こえるとかがあります。
英語の中でもこんな感じで違いがあるのに、カタカタ英語に変換していたら理解できるようになるわけがないと私は思っています。
まとめ
というわけで、賛同が得られるかは怪しいですがカタカナ英語が蔓延しているせいで英語を喋ることができないと考えます。いや、カタカナが優秀なおかげで色々と楽なんですけどね。
とりあえず英語を勉強し始めて思ったのが、「発音記号」の読み方をしっかり覚えておけばよかったということです。
「発音記号」の読み方は今後勉強していくつもりですが、今まで覚えてこなかったことを後悔しています。英語を英語として理解する第一歩になる…はず。
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