綺麗な夜景が撮りたい!ほんの少しの工夫 7つを紹介

ゲートブリッジ 夜景夕景 マジックアワー




夜景撮影での重要なポイントと、撮影の設定などを紹介します。
まずは簡単なまとめ情報です。

▼目次

撮影方法のポイント
 撮影モードはマニュアル(M),もしくは絞り優先(A)
 フォーカスモードもマニュアル(レンズor本体)
 絞りは 開放から1〜2段絞る
 ISO感度は100 or 200に固定
 三脚を使用
 ピント合わせはライブビューで行う
 リモートシャッター or タイマー撮影
まとめ

撮影方法のポイント

1. 撮影モードはマニュアル(M),もしくは絞り優先(A)
2. フォーカスモードもマニュアル(レンズor本体)
3.絞りは 開放から1〜2段絞る
4. ISO感度は100 or 200に固定
5. 三脚を使用
6. ピント合わせはライブビューで行う
7. リモートシャッター or タイマー撮影

上記の7つのポイントを抑えれば、失敗は格段に減ります。
では上記ポイントを一つずつ説明していきます。

1. 撮影モードはマニュアル(M),もしくは絞り優先(A)

なぜこの設定にするかというと、絞り値を思い通りの値にしたいからです。
マニュアル(M)に慣れていない場合は絞り優先(A)に設定します。
下の写真ではシャッターもタイマーになっています。

夜景時の設定

夜景時の設定

2. フォーカスモードもマニュアル(レンズor本体)

夜景撮影では明るさが足りないなどの理由から、オートフォーカスでは上手くピントが合わせられない場合が多いです。ピントの合わせ方は後述しますが、マニュアルフォーカスに設定しましょう。大抵レンズ横で設定できます。

M/Aがオートフォーカス、Mがマニュアルフォーカスです。Mに設定します。
右下に本体のAF(オートフォーカス)、M(マニュアル)設定があります。レンズ側だけ設定しておけば問題ありません。

レンズのマニュアル設定

レンズのマニュアル設定

3.絞りは 開放から1〜2段絞る

これがポイントです!!!
例えば最大開放絞りがF2,F2.8の場合、F5.6付近が最もシャープに写ります。
周辺減光や、周辺の描写に差が出るのです。詳しい話は別の機会に出しますが、とにかく少し絞った方がシャープな絵が撮れるということを頭の片隅に置いておきましょう。

4. ISO感度は100 or 200に固定

ISO感度を高くするとノイズが目立ちます。特に夜景などの暗めの写真を撮る場合は、ノイズが目立ってしまうので低い値に設定します。

例ですが、左下のISOボタンを押しながら右上のダイヤルを回してISOを変えます。

ISOset

ISOset

5. 三脚を使用

絞りを1〜2段絞った上に、ISO感度も低く設定するのでシャッタースピードを長く設定しなければなりません。その場合、手持ち撮影はまず無理です。

三脚使用は必須になります。
ない場合は、置いて撮影するしかないです。ちょうど良い高さの台があれば使えますね。

6. ピント合わせはライブビューで行う

重要ポイントその2です!!
ライブビューで拡大して、手動でピントを合わせます。拡大するというのがポイントです。
夜景撮影時は遠い被写体にピントを合わせることが多いですが、被写体が小さくなってしまうので拡大しないとピントが合ってるか合っていないかがわかりません。

ライブビューで拡大してピントを合わせる

ライブビューで拡大してピントを合わせる

7. リモートシャッター or タイマー撮影

最後にシャッターを切る際の注意点です。
シャッターを切る際に、手で押すと三脚を使用していてもぶれてしまうことがあります。
そこで、リモートシャッターを使うorタイマー撮影を使います。

これでシャッターを押す際にぶれずに済みます。



まとめ

以上が夜景撮影のポイントになります。
最後にもう一度7つのポイントを書いておきます。

1. 撮影モードはマニュアル(M),もしくは絞り優先(A)
2. フォーカスモードもマニュアル(レンズor本体)
3.絞りは 開放から1〜2段絞る
4. ISO感度は100 or 200に固定
5. 三脚を使用
6. ピント合わせはライブビューで行う
7. リモートシャッター or タイマー撮影

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ジャンル別撮影方法まとめ

 

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