はい、ねこしぃです。
今回はSony LinkBudsのレビューがメインなのですが、ながら聴きデバイス同士Shokz OpenRun Proと使い勝手や音質を比較していきます。
まずは仕様のおさらいです。
名称:LinkBuds (WF-L900)
モデル:オープンイヤータイプ
ドライバ:12㎜リング型ドライバ搭載
→ 新しいタイプですね。耳の近くに配置できるのでオープンイヤーながら低音は聴こえるかもしれません。(一般的にオープンイヤーは低音が苦手分野)
重さ:片耳4.1g
防水性能:IPX4(生活防水)
→ 運動で汗をかく程度は大丈夫そうですが、シャワーなどはちょっとためらいますね。
バッテリー:イヤホン単体5.5h
→ ケース込みで17.5 hour
コーデック:SBC,AAC
外観について
ケースがとにかく小さいです。
手にすっぽり収まりそうな大きさ。色は薄めのダークグレーっぽいです。
表面の粒粒は再生プラスチックを使用しているためですね。
1.装着感、使い勝手
思った以上にしっくりきました
装着自体は特に難しくないんですが、このフィッティングサポーターの選定が面倒なので要注意です。
とりあえず全部試した結果、一番でかいやつになりました。
なんですが…スポーツしながらはやめた方がよさそうですね。さすがにこれでスポーツするのはチャレンジャーです。
もちろん、普段の生活で落っこちたりすることはなさそう。
そして、最も気になってたのはここ。穴が開いているけれど、ちゃんと外の音は聴こえるのかってことですね。
普段の生活で長時間骨伝導イヤホンを使用している経験からの比較なんですが、
残念なことに骨伝導イヤホンほどは外の音聴こえやすくないです。
音楽聴きながら声かけられたときに、なんて声かけられたかわかりづらいんですよね。
結局音量下げてないと、相手の声を聴き分けるのが難しくて、音量下げると音楽がろくに聴こえないという…。
多分耳の穴のごく近くにドライバーあるからだと思うんですが、骨伝導ほど外の音は聞こえません。
LinkBudsと同じ聴こえ具合の音量でも、骨伝導の方はちゃんと声かけられたときに聴き取り易いですね。
ですが、機能としてスピークトゥチャットがあるので自分から発声した時に音楽が止まってくれるのは素晴らしいです。
2.音質
ながら聴きイヤホンとして考えると最高です。
今までながら聴きイヤホンとしてShokzの骨伝導イヤホン、Ambie、BocoPeaceと試してきましたが
音質はLinkBudsが一番良いです。
全体のバランスは中高音域がメインで聞こえるんですが、予想以上に低音の再現度が高かったです。
中高音域がこもっているとかは全くなく、すっと耳に音が入ってきますね。
気になるのは、音の分離感はちょっと甘めです。中高音域の音ががっつり重なると、高音域側がかき消されますね。
では低音域の話していきましょう。
一般的にながら聴きイヤホンって低音の再生がかるーい感じになってしまうんですが、
LinkBudsは低音域ちゃんと出ますね。極低音域はさすがに出なくて、ポンポンなる感じですが
ある程度の低域はパンチ感はさほどありませんが、膨らんでしまうこともなく輪郭もしっかりしています。
ここら辺はアプリで低音域を強調してみるとわかるんですが、Bassを上げても低音が破綻しません。
これは良かったです。Bassの上げ具合は好みでいじりましょう。僕は+6くらいにしてます。
お次、音の広がり具合についてです。
横方向の音の広がりはそこまで広くないです。割と耳の近くで音が鳴る感じなのも
音の分離感を感じづらい要因の一つかと思います。
3.音漏れについて
ある程度大きくしても音漏れしづらいです。
骨伝導イヤホンに比べると音漏れはしません。が、結局はオープンイヤーなのでバスや電車での使用はお勧めしません。
4.アプリ
音質の話でもしましたが、スピークトゥチャット機能やイコライザーが使えますね。
ワイドエリアタップは機能としては面白いんですが…。本体タップでも操作できるのであまり使わないかも。
5.マイク音質
マイク音質については是非動画をご覧ください。
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