1．着け心地

Miniに比べて、Mini Proは着けた際のポジショニングが浅目です。
Miniの方が深く耳に刺さる感じですね。
耳に装着した際の圧迫感はほとんどないです。
あとはとにかく軽いです。片耳5gなので楽ちんです。さらに、MiniもMiniProもコンパクトで耳からほとんど飛び出ないのも良いです。
Mini Proの方が少しだけ耳の外に出る感じです。

左：Mini Pro　右：Mini

Mini Proは2層構造のような形状になっており、Miniよりも浅目の装着感。

左：Mini Pro　右：Mini

2．ノイズキャンセリング

あまり強くないです。
ノイキャンが良く効いてくるのは重低音側で、中音域、高音域はあまり減衰されません。
特に人の声などはよく聴こえます。
1万円を切る価格帯のノイズキャンセリングはこのくらいの性能のものが多く、
同価格帯のノイキャン性能としては十分な性能かと思います。
ノイキャンをONした際の圧迫感のようなものはほとんど感じないので自然な効き方に感じます。
が、ホワイトノイズは少々ありますね。気になるほどではありせんがほんの少しサーっという音が聞こえます。

3．外音取り込み

外音取り込み機能をOnにした場合でも聞いている音楽の音は小さくなったりはしません。
音楽聴きながら外音取り込みをONにした際に会話ができるかというと少々厳しいものがあります。
会話するのであれば耳から外したほうがよさそうですね。

4．音質

全体の音のバランスとしては低音域、中音域が太目で高音域側が大人し目ですね。
前のモデルのSoundPeats Miniはもっと低音よりでしたが、Mini Proはこちらに比べるとフラットよりの作りです。

低音域については、しっかり深いところまで出せていますし十分量感もあります。
低音の質としてはぎゅっと凝縮されたような低音ではなく、若干膨らんでいるような感じです。
文句をつけるほどではないんですが、個人的な好みとしてはもっとぎゅっと絞った感じの低音が良いです。
ですが、前作のMiniに比べて低音の質は向上しており若干膨らむといっても輪郭ははっきりしているので十分低音を楽しめます。

中音域、特に声はクリアに聴こえます。ワイヤレスイヤホンでありがちな声のこもりというのは少な目です。
Mini Proは僕の好みよりもCool寄りの音質になりますが、これはこれで気に入りました。
曲によってはちょっと低音域に中音域が食われることがあるのは要注意

高音域は全体的に抑え目ですが、強く主張し過ぎないこともあってキンキンと刺さることがないのはいいですね。
高音域の余韻の残り方も詰まった感じはなくきれいに聴こえます。

音の立体感はなかなかのものです。低音域、中音域、高音域と各音域の響く場所がある程度明確に別れているので
各音域が食い合って聴こえづらくなる場面が少ないです。
全体のバランスがフラットよりなのも音の分離感を得られる一つの要因かと思います。

音の広がりはちょっと狭めです聴いていて思ったのが、横方向の広がりはそこまで気になりませんでしたが
上下方向の広がり、下方向の広がりはあまり感じられませんでした。どちらかというと上側の広がりですね。
ここら辺は好みの問題化と思いますが個人的にはもうちょっと下方向の広がりが欲しいところです

5．マイク性能

マイク性能テストについてはYoutubeにてがっつりMini ProとMiniの比較をしているので、是非ご覧ください。