はい、ねこしぃです。
今回はこちら、JBL Tour Pro 2、ノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。
特に面白そうなのが、ケース自体にディスプレイを搭載していることですね。
正直、ケースにディスプレイあってもどうするのって思わなくもないですが実際に使ってみたら
いい感じかもしれないので期待しましょう。
仕様について
気になるのはノイキャンのリアルタイム補正、今まで使用してきた機種でAirPodsPro第2世代くらいしかリアルタイム補正はされていませんでした。JBL TOUR PRO2がどのような機能になるのか楽しみです。
コーデックがAptX系に対応していないのは少々残念ですね。
後はケースのディスプレイがどの程度の使い勝手なのか確認していきたいと思います。
レビューについて
やっていく内容は以下です。
1.着け心地
2.ノイズキャンセリング
3.外音取り込み
4.音質
5.アプリ
1.着け心地
装着感はかなり浅目です。そして思った以上に外側に出っ張らないのが良い感じです。
スティック部分も必要最低限の長さでフィット感が高い。
ドライバー部分は大きめですが、耳から外側に大きく出っ張る形ではないのであまり邪魔には鳴りませんでした。
2.ノイズキャンセリング
ノイキャンをOnにした際のホワイトノイズはほぼありません。
これはかなり快適で、僕は良くお昼休みにノイキャンだけOnにして寝るんですがこの快適さなら使いたくなっちゃいますね。さらに、お昼寝に最適な機能も搭載しているので後程説明しましょう。
ノイキャン性能に関してですが各音域でお話ししていきます。
ここら辺はいつものように実験した結果をお届けします。
比較対象はSonyのWF-1000XM4。
xm4は優等生で低域から高域までバランスよく効いてくれます。
もちろんウレタンフォームありきの性能ではありますが
詳しくはこちらの動画でやっています。
まず重低音域、20Hz~100Hzほどはかなり強めに効きます。20Hz~100Hzは音というより振動に近くて
深く響くような音ですね。
~200Hzまでは良く効いていてそれ以降の400Hzくらいになると効きが悪くなってきます。
中音域、人の声位の周波数はそこまで効きません。
そして高音域側は対して強くありませんでした。
リアルタイム補正をかけているということでしたが、AirPods Pro2世代目のような
ノイキャンをかける周波数を随時変えるというような効き方はしておらず、普通のノイキャンと一緒でしたね。
これはかなり残念。
3.外音取り込み
かなり自然で使い勝手が良いです。
極端に音のバランスが崩れるということがないので、普段使いもしやすいのはありです。
多くのイヤホンは外音取り込み時のホワイトノイズが強すぎて、使うのをためらうんですが、TourPro2は割と抑え目で個人的にはGood。
ホワイトノイズは全くないということはなくて、あくまでそこまで気にならないというレベルです。
4.音質
まず全体の音のバランスですが、フラットな感じですが少々高音側が主張するイメージですね。
個人的には刺さるような高音の激しさは好みではないんですが、JBL TourPro2の高音は極端に刺さるものではないのでめちゃくちゃ良かったです。
では各音域の話やっていきましょう。
まずは低音域:思ったよりも大人し目です。低音のパンチ感はあまりありません。が、しっかりと重低音の再生はしてくれます。
低音がズンドコ鳴るのが好みの人には少々物足りなく感じるかもしれません。
中音域:ボーカルはしっかり近くで聴こえます。しかも音に立体感もあるので、個々の音を聴き取りやすい。
中音域のBackGroundの音、個人的にこれが最も気がかりだったんですが、中音域の音の分離感は良い感じです。
中音域同士で邪魔するようなことがなく、音の奥行もあるので多くの音を拾いたい人にはなかなかおすすめ
高音域:先ほども話しましたが、高音域側が割と前に出てきます。
音の広がりについてですが、なかなか広めです。
アプリでの補正なし状態である程度の広さはあります。劇的に広いというわけではないですが、
音の立体感、奥行の表現がしっかりできる程度の広がりはあります。
でアプリの話も絡むんですが、Spatial Soundっていう
空間サウンドを表現するモードがあります。
この機能を使うと、頭の外側から音が鳴っているような空間を作り出すとのことです。
ざっくり言うと音の広がりが増大するという感じですね。もちろん弱点もあります。
モードは3種類、ムービー、ミュージック、ゲームです。
それぞれ音の広がりは確かに広くなります。味変的な感じで使う分にはとても面白い機能ですね。
ムービーは全体的に音がこもっていて、低音の厚みがあります。逆にゲームは高音域が強調され、全体的にすっきり目
その中間がミュージックという3種類の住み分けがされています。
空間サウンドはたまにOnにして遊んでみると飽きがこないので楽しいです。
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