スエードのブラッシングの向き: 毛並みの方向を確認するには? 正目と逆目

スエード ブラッシング 向き 方向

この寒い時期、スエードの靴は季節感がばっちりなので多様してしまいがちです。
スエードの靴は実は手入れも簡単なのでよく履いてしまいます。

ちなみに基本はブラッシングで、たまに栄養を入れてあげるという流れです。

スエードのブラッシング方向について

そこで今回は、スエードのブラッシング方向についてです。
ブラッシングにも向きがあるのです。

といっても色々な場面で見受けられるものでもあります。

ブラッシングの方向は、以下の2種類があります。
・正目 : 毛並みを寝かせた状態(白っぽい)
・逆目 : 毛並みを立たせた状態(黒っぽい)

まずは靴の正目と逆目を理解しましょう。

写真で確認

靴によって毛の向きは違うので、一足一足確認する必要があります。
確認の方法ですが、手で撫でるように確認していきます。

私の靴を例にして説明します。
写真のように右側から左側に毛並みを整えます。

スエード ブラッシング 向き 方向

スエードのブラッシング方向を確認

次に、左から右になでると…。
黒っぽくなるのがわかります。これが逆目です。

指でなぞった部分の右下が黒っぽくなっているのは、照明のせいです。
照明を妥協しました…すみません。

スエード ブラッシング 向き 方向

スエードのブラッシング方向を確認



ついでにもう一本。

スエード ブラッシング 向き 方向

スエードのブラッシング方向を確認

という感じで逆目がわかりました。
これで右から左が正目だったということになります。

ちなみに写真では左右でしたが、これが上下だったりななめだったりする可能性があるので撫でまくって正目と逆目を見極める必要があります。

正目と逆目どちらが正しい?

もちろんどちらでも問題ありません。
完全に好みの問題です。

ですが、ブラッシングするときには逆目方向⇒正目方向の順でかけていきます。
逆目方向で毛を立たせることで、ごみやほこりを掻き出すためです。

以上がスエードブラッシングの方向でした。
まずは自分の靴の正目と逆目がどうなっているかを確認してみましょう。

ブラシとスエードケア用品紹介

また、私はこちらのブラシを使用しています。

写真の上を向いている側が金属製となっており、裏側が柔らかいゴム状になっています。
普段はゴム上のブラシを使用し、スエードがくたびれて毛が寝てしまった場合は金属部分を使用します。

スエードは強めにブラッシングしても問題はありませんが、金属製のブラシを使用する際には強くやりすぎないように注意しましょう。

スエード ブラッシング 向き 方向

f5 1/60s ISO100 60mm
(Nikon610 / AF-S Micro 60mm f2.8)

スエード ブラッシング 向き 方向

f5 1/60s ISO100 60mm
(Nikon610 / AF-S Micro 60mm f2.8)

 

アマゾンを徘徊していたら、スエード用のケアセットを発見しました。
私は別々で購入してしまったので割高になってしまった気がします。

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