思った以上に長くなりましたが、ひとまず補修が終了しました。
今回はフォーカシングスクリーンの清掃です。ペンタプリズムの腐食補修、フォーカシングスクリーンの清掃によってファインダー像がかなり綺麗になったので見てください!
[フィルムカメラ] オリンパス OM-1 :ファインダーが汚い!モルトによるペンタプリズム腐食の修復方法 その②
最初にBefore After
まずは補修開始前のファインダー像から覗き込んだ写真
![プリズムの腐食が起きたファインダー像 ペンタプリズム腐食 手順 方法 フォーカシングスクリーン](https://nekon-nyakon.com/wp-content/uploads/2018/02/49d591460cd2e53c25e91fd798795b15.jpg)
ケータイカメラで撮影
ペンタプリズムの腐食を補修した後
![オリンパス OM-1 プリズムの腐食 清掃 フォーカススクリーン](https://nekon-nyakon.com/wp-content/uploads/2018/02/58a0242d0af86c260d8079b9209fce5d.jpg)
ケータイカメラで撮影
そしてこれがフォーカシングスクリーンの清掃を終えた後です。いかがですか?我ながらいい仕事をしたと自負しております。この画像を見ていただけただけでももう満足です。
…が、一応清掃方法も記述します。
![プリズムの腐食が起きたファインダー像 ペンタプリズム腐食 手順 方法 フォーカシングスクリーン](https://nekon-nyakon.com/wp-content/uploads/2018/03/screem.jpg)
ケータイカメラで撮影
フォーカシングスクリーンを取り出す
まずはレンズを外し、下から覗き込むとフォーカシングスクリーンが見えます。
![プリズムの腐食が起きたファインダー像 ペンタプリズム腐食 手順 方法 フォーカシングスクリーン](https://nekon-nyakon.com/wp-content/uploads/2018/03/e7fbbbbf8ea9009b1e0b298ed591b572.jpg)
フォーカシングスクリーンの清掃
赤枠の部分に見えている突起を手前(レンズ方面)に引きます。
![プリズムの腐食が起きたファインダー像 ペンタプリズム腐食 手順 方法 フォーカシングスクリーン](https://nekon-nyakon.com/wp-content/uploads/2018/03/screenout.jpg)
フォーカシングスクリーンの外し方
すると黒い留め具と一緒にフォーカシングスクリーンがカシャンと降りてきます。
![プリズムの腐食が起きたファインダー像 ペンタプリズム腐食 手順 方法 フォーカシングスクリーン](https://nekon-nyakon.com/wp-content/uploads/2018/03/screenout2.jpg)
フォーカシングスクリーンが降りてくる
角度を変えて見てみましょう。
この突起部分はファインダー像に関係しませんので、ここをピンセットでつまんで取り出します。
![プリズムの腐食が起きたファインダー像 ペンタプリズム腐食 手順 方法 フォーカシングスクリーン](https://nekon-nyakon.com/wp-content/uploads/2018/03/sceenout3.jpg)
突起部分をピンセットでつまむ
後はフォーカシングスクリーンを無水エタノールで拭けば終了です。また、フォーカシングスクリーンを取り出した後に内部をブロアーで吹いておきましょう。
割とあっさり終わりましたね。では最後にファインダーから覗いてみましょう。うーん、エレガントです。
![プリズムの腐食が起きたファインダー像 ペンタプリズム腐食 手順 方法 フォーカシングスクリーン](https://nekon-nyakon.com/wp-content/uploads/2018/03/screem.jpg)
ケータイカメラで撮影
今回作業時に使用した道具類も紹介しておきますね。
レンズクリーニングペーパーを使用していますが、市販の濡れティッシュでよくない?と思ったあなた!お気を付けください。濡れティッシュで拭くと毛羽が発生するので、拭いても拭いてもきれいになりません。乾いた後に眼鏡ふきなどで乾拭きするとなんとかなりますが…。
なんで知ってるかって?もちろん試したからです…。
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