記事を取扱う時期が完全に間違っていますね。これから暖かくなる時期だというのに…。
私は上の写真のハクキンカイロを使用しています。実際に使用してみての感想や使い勝手を紹介したいと思います。
なかなか伝わらないかもしれませんが、この写真かなり撮影するのに苦労しています。何と言っても360°で反射するので映り込みをなくすのがとても大変なのです。という話はまたの機会にしましょう。
ハクキンカイロを使用する理由
その1
使い捨てカイロに比べて熱量が格段に高いです。公式ページで使い捨てカイロの13倍の熱量と紹介されています。実際に使用してその暖かさは実感できています。専用のフリースのような袋に入れていないと火傷しそうなくらい熱いのです。
その2
持っていなくても暖かさが持続。
使い捨てカイロは放置していると暖かさが消えてしまいますが、ハクキンカイロは放置していても暖かいままなのです。実は真冬の星撮影にとても役立つのです。
ちなみに使用するベンジンの量で持続時間は調整できます。
その3
見た目の綺麗さ。
これですね。機能美の塊といえばいいのでしょうか。
私が持っているのはZippoのハクキンカイロです。というのも購入時に下記のセットが売っていたのでとっかかりやすかったという理由もあります。
ハクキンカイロの原理
可燃性オイル(ベンジン)と白金(プラチナ)触媒反応です。となれば化学式を書くしかありませんね。ベンジンはC6H14です。
C6H14 + 17/2 O2 → 6CO2 + 7H2O
ベンジンと酸素が反応して二酸化炭素と水を生成します。この化学反応時に熱を発しますので、これによって温まるんですよ。実際に燃えているのではなくて、化学反応で生じる熱で温まるのでクリーンな暖房器具なのです。
ちなみに、白金は触媒として使用するので反応のトリガーとするために最初に熱します。下の写真の真ん中が触媒となる白金を含んでいます。
ハクキンカイロの使い方
私は最近、専用の透明な容器を使わずにそのまま本体に注油しています。なれればなんとなくでいけます。
次がポイントです。白金の部分をかるーく炙ります。
私はライターは持っていないのでコンロの火を使用しています。
長時間炙る必要はなく、ちょいっと炙る程度でOKです。
炙った後に、ふたを写真のように当てます。ちゃんと触媒反応が始まっていれば、水蒸気で金属が曇ります。こうやって触媒反応を確認しましょう。
※絶対に直接触ってはいけません。火傷します。
ちなみに反応した後の炙った部分は赤く光っています。…ピントあってないけど…。
また、赤く光っている部分を取り外すと反応は消えてしまいます。再度反応させるには火であぶらないといけません。
ハクキンカイロにはいろんな種類があるよ
私が購入したのはこちらです。正式名称はZippoハンディウォーマーです。
ちなみに小型のサイズで、12時間の持続時間です。
こちらは本家本元のハクキンカイロです。大きいサイズですね。Zippoもハクキンカイロも撮りらも質が良いので、見た目の好みで選ぶとよいでしょう。
Zippoのマットブラックタイプです。他にもオレンジや、シルバーの大型サイズもあります。
Zippoライターがあっても良いかもしれませんね…。でもタバコ吸わないからいらないんですよね。
カイロベルトを使えばお手軽にお腹や腰を温められます。
今まで書いた記事を根本から崩しますが、やはり貼るカイロは便利です。薄いし服の上に貼れるし安いし…。紹介してきたハクキンカイロはやはりロマンですかね。
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