GHOST IN THE SHELL 映画感想(ネタバレ少し)


本日、Ghost In The Shellの映画を観てきました。原作は漫画となりますが、アニメや劇場版アニメやらたくさん出ています。…実は見ていません。見る機会はあったんですが、当時の私は何を思ったのか漫画もアニメも見ていませんでした(設定は多少知っていました)。これを機会にまず原作に手を付けようかと考えています。

見どころ

やはりVR,AR的な表現をCGで再現しているところでしょうか。ホログラムなどが多数登場しています。光学迷彩もばっちり再現されており、水辺での戦闘シーンなどは綺麗な演出がされていました。

主人公が電脳世界にダイブするシーンがあるのですが、水の中のような空間として描かれていました。この表現によって、電脳世界での動きづらさや閉鎖感が伝わってきました。この表現は個人的にとても好きでした。

主演のスカーレット・ヨハンソン、素晴らしかったです。
背筋や肩の筋肉が鍛えられているためか、見た目からも強さが感じられました。アクションシーンも申し分ありませんでした。




意外だった点

北野武(ビートたけし)も出演しているのは知っていましたが、浮くんじゃないかと思っていました。
が、思った以上に違和感はなかったです。

周りは英語の中、一人だけ日本語でしゃべっていましたが世界観的に全く違和感はありません。全身義体化などの技術がある中で、会話の翻訳機能などは自然としか思えませんでした。

もともと原作は日本が舞台ですし、今回の舞台が日本っぽいところだったというのもあるかもしれませんね。

※ネタバレあるので注意

主人公のミラ・キリアン(スカーレット・ヨハンソン)が、自身の過去を探るストーリーとなっていました。脳以外を全身義体化された際に偽の記憶を植えつけられたということを知り、自身は人間ではないという葛藤の中、過去の記憶を求めます。

最終的に過去の記憶を取り戻すのですが、本当の名前は「草薙素子」でした。
ちゃんと原作通りの主人公名でしたね。主人公の名前がミラ・キリアンだったことでいろいろと言われていたようでしたが、こういう演出だったんですね。

個人的にはとても楽しめました。
まずは原作の漫画を…買いました。こちらも楽しみです。

原作の何がすごいって、1990年始めにAIの普及した世界を書いていることですよね。
そういった意味では寺沢武一の「コブラ」で描かれる世界は素晴らしいです。いきなり別の話になりそうだったので戻します。

とりあえず1巻,2巻,1.5巻の順で読んでみようと思います。
本とKindle版があるのでご注意。

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