七夕に天の川は見えるのか? 2018年7月の天の川、星観測の見頃時間について 夏の大三角形(織姫、彦星)も要チェック

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今回は2018年7月の天の川、星撮影や観測のおすすめ日程についてです。
七夕(夏全般)に観測できる星座もまとめてみました。

七夕といえば天の川、天の川といえば七夕ですよね。せっかくの七夕なのだから天の川が見えるかどうかとても気になります。というわけで七夕に天の川が見えるかどうかを検証していきます。

まず、7月は日の入りが19時頃になるのでなかなか暗くなってくれません。
暗くなってからしばらくしないと星がよく見えないのが難点ですね。

夏の大三角形 はくちょう座のデネブ こと座のベガ わし座のアルタイル

夏の大三角形
はくちょう座のデネブ
こと座のベガ
わし座のアルタイル

七夕に天の川は見られるか?

ピンポイントで7月7日です。
月の出が0時、月の入りが12時です。夜中の0時から半月が登り始めるので、それまでは天の川が見やすいです。ということは、去年に比べて天の川が観測しやすいということです。

織姫と彦星を是非探して見てください。
七夕に月が夜空にいると、月が明るすぎるために天の川が見えなくなることがありますが今年は大丈夫そうですね。

最近天の川の写真が増えていないので使い回しですが…

南の空 夏 天の川

南の空 夏 天の川

ここからはいつもの7月の星見日和についてです。

7月上旬

20時ごろに東の空から天の川が登りだします。
22時から0時ごろに南の空に存在します。見ごろです。
1時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。

上でも書きましたが、日の入りが19時頃なので20時ではまだちょっと明るいかもしれませんね。

7月中旬

19時ごろに東の空から天の川が登りだします。
21時から23時ごろに南の空に存在します。見ごろです。
24時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。

7月下旬

18時ごろに東の空から天の川が登りだします。
20時から22時ごろに南の空に存在します。見ごろです。
23時以降は徐々に天の川の見所が沈んでいきます。

月の状態

7月1日:月の出は21時ごろ。月の入りは7時ごろです。
7月2日:月の出は22時ごろ。月の入りは8時ごろ。
7月3日:月の出は22時半ごろ。月の入りは8時半ごろ。
という感じで1日30分〜60分ペースで月の出、月の入りがズレていきます。

7月15日は月の出は7時ごろ。月の入りは21時ごろ。

7月30日は月の出は20時半ごろ。月の入りは6時半ごろ。

つまり、7月の後半夜中は月がずっと出ているということですね。天の川どころか星撮影も難しいです。
ちなみに7月6日は半月、7月12日は新月、7月19日は半月、7月27日が満月です。

 

まとめ

ではおすすめの星見日和はいつなのでしょうか。

7月の上旬は21時から月が登り始めるので夜空は明るめになります。

7月の中旬は月が朝方から登り始めるので、バッチリ星、天の川が見られます。
7月は新月なので何も気にせず星観測チャンスですね。

7月の下旬は夜に月が登り始めるので星は見えづらいですね。

具体的な日程

ではおすすめの日程を具体的に考えましょう。
14日(土)、15日(日)、16日(月)です。三連休ですしお出かけもしやすいですね。
天の川は21時以降はしっかり見えます。月がなくなるからです。

ちなみに0時以降見える星座は夏の大三角をかたどる星座、ペガサス座、いて座、アンドロメダなどが有名どころでしょうか。

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作品紹介

今まで作成した記事で、星を撮影したものをまとめてみました。
撮影方法とか星座についてもありますが…。
もしよければご覧ください。

夏の天の川撮影写真紹介(おすすめ)

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