Shokz OpenRun Pro開封
従来機種Aeropexから20%の小型化
従来機からほんの少し小さくなっています。
ボタンの配置なども少々変わっていますね。
Shokz 初のアプリに対応
OpenRun Proは初めてアプリに対応することとなりました。
まだ既存機種はアプリに対応はしていないようです。
アプリでできることは、イコライザーモードの切り替え、マルチポイントペアリングのON/OFF、メディアコントロールなどです。
個人的に嬉しかったのは音声を英語に変更できることですね。
1.着け心地、使い勝手
重量29gなので重さはほとんど感じません。
骨伝導イヤホン最大のメリットである[耳をふさがない]ことでながら聴きに最高のデバイスとなってい
ます。
参考までに私の使用方法はこちら
・家で複数人で暮らしている場合に声をかけられても反応できる。
・料理中:フライパン、鍋の音が聞こえるのはメリットが大きい
・インターホン聞き逃さない
・ランニングなど運動時に周りの音が聞こえるので危機回避に役立つ
※注意点:もちろん音量上げすぎると聞こえづらくなるので、声をかけられても聞こえる程度にするとよいです
バンドは剛性があるので背もたれなどには干渉するので寝そべって使うには難あり
眼鏡については弦が太すぎなければそこまで気にならない。でもごちゃごちゃする
2.音質
低音域が明確にアップデートされました。
・低音域の量感が増えたので全体的な音のバランスが改善
・立体感というか音に深みが出た
・量感だけでなく低域のうねり、解像度も向上
なのですが、極低音は相変わらず鳴らないので過度な期待は禁物です。
低音強化=振動強化=くすぐったさも強化
もちろんくすぐったさは音量に比例します。
イコライザーについてです。
ノーマルモード(音楽視聴用)とボーカル(声にフォーカス)の2種類モードがあります。
思ったよりもボーカルモードが使い勝手が良かったです。
Aeropexはボーカルモードで詰まったような、横方向の音の広がりが全くなくなりましたが、
OpenRunProは低音域が抑えられるが広がりが狭くなることはなかったです。
3.音漏れ具合
こればっかりは仕方ない部分ではありますが、インイヤーイヤホンと同程度に音漏れします。
音量を上げれば上げるほど音漏れは大きくなりますので、電車やバスなどでの使用はお勧めしません。
同時に振動も音量に比例して大きくなります。
4.接続性
Bluetoothの安定性についてです。
接続は途切れることはなく快適に使用できます。接続スピードも十分早いです。
Bluetooth5.1は5.0に比べて、位置検出機能と接続スピードが向上しています。
こちらに関しては、従来機も安定していたので特に問題はなさそうです。
5.マイク性能
マイク性能に関しては、是非Youtubeの動画をご覧ください。
静かな状態、キーボード打鍵時、ノイズをスピーカーから流しながらの3通りでマイクに音入れしています。
正直、マイク音質自体はそこまで良くはありません。
会話する分には全く問題ありませんが、マイク音質を重視したい場合は別でマイクを準備したほうが良いです。
が、外音に対する耐性はなかなかありそうです。
キーボードを打鍵した際に、打鍵音が割と多めに聞こえるのでノイズキャンセリングはある程度聴いているようです。
まとめ
ということでOpenRun Proのレビューのまとめと行きましょう。
まずは良かった点
低音域の進化がすさまじいですが、中高音域については既存機種と同様にクリアで解像度も高いです。
3000円くらいの格安骨伝導イヤホンでは、低音域が全く聴こえなかったり、聞こえてもかなり膨らんだ低音になっています。
Aeropex,OpenCommは割と低音は出ているのですが、OpenRunProはさらに改善しています。
注意点としては極低音側はさすがに音が出ませんね。
低音の強化とトレードオフで、振動子のブルブル具合が強化されました。
音量を上げすぎるとこめかみ部分がかゆくなるので気を付けましょう。
Aeropexは充電ケーブルが2本付属していましたが、OpenRun Proは1本しかないのは残念ですね。
ということで今回はここまでです。
それではまたお会いしましょう。ではでは。
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