三脚選びで注目すべきスペック5つ

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三脚を選ぼうとした時、あまりの種類の多さに辟易したことはありませんか?
私はあります。あまりに種類が多いので何度も挫折した結果、安いのでいいやと「安物買いの銭失い」を地で行きました。

ですが、三脚を選ぶにあたって自分の目的を明確にすることで、購入対象を絞ることができます。
どのような機材を使用するか、何を撮影することに重点を置くかで選べる三脚を絞っていきましょう。

私の三脚選びの基準を紹介します。三脚選びの参考程度に考えていただければ幸いです。

選ぶ際に気にする項目

1. 耐荷重
これはまず気にすべき項目です。
理想的には三脚に搭載する重量の倍くらいは欲しいです。また、メーカーによってはかなり多めに見積もられていて、参考にならない場合があるので要注意です。

耐荷重は絶対の値ではなく、あくまで参考値です。
むしろ脚径をしっかり見ておきましょう。

まずは自分の使用する機材の重さを確認しましょう。
私の場合、今のところ最も重い組み合わせで以下となります。

カメラ D610        :850g
レンズ シグマ 24-35mm F2  :940g
自由雲台 Velbon QHD-53      :200g
赤道儀 スカイメモS    :1kg
微動雲台           :800g

合計3790gと4kg近い数値となっています。
ということで耐荷重8~10kgくらいが必要ですね。

2. 重量
三脚自体の重量です。例えば、車で移動できる場合は三脚が重くても特に問題ありません。
しかし、手持ちで移動する距離が多い、旅行で飛行機に乗せるなどの場合はできるだけ軽くしたいところです。

一般的に、耐荷重が増えるほど自重も増える傾向があります。

個人的には山などに持っていく場合、2kgでもきついです。
とりあえず軽い1kg前半くらいの三脚を持っておきたいところです。

3. 価格
最も重要視してしまいますよね。私も特に気にしています。
そのせいで後悔することも多数ありますが…。

一般的に、価格が高いほど耐荷重は増えていきます。

耐荷重で色々と見ていくと、耐荷重が5kgを超えると価格も5万円を超えてきます。

4. 縮長
これは三脚収納時の長さです。ちなみに飛行機に持ち込み可能な長さは60cm以内となります。60cm以内で考えると、三脚の段数は4段をメインで見ていくことになります。

3段の三脚は一般的に60cmを超えてきます。
ちなみに3段よりも4段のほうが価格が高くなります。

5. 材質
大別すると、カーボンとアルミ、その他に分類されます。
カーボンは高価ですが軽量で耐荷重も高めです。
アルミは安価ですが重めとそれぞれ特徴があります。

個人的にはカーボンが大好きなので(三脚に限らず…)カーボンを選択したいところです。


まとめ

基本的に三脚は、高くて重くて大きいものが安心です。これならなんでも搭載できます。
しかし、山に持っていきたい、旅行に持っていきたいと考えると重いのは致命的です。要は自分の用途にあったバランスの良いものを選ぶ必要があります。

個人的には、[軽くて小さい、かつ耐荷重の高いもの]と[重くて安定感のあるもの]の2種類があれば十分だと考えています。

4kg位を搭載しようとしたとき、耐荷重8~10kg位が必要。
山や旅行に持っていくために1~2kgの軽量な三脚がほしい。
できれば星景写真で使えるような三脚。

三脚選びでは人によって目的がことなると選ぶ基準も変わってきますので、とりあえず上記のスペックを満たす三脚を探していきましょう。

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