絶対やったらダメ!! 三脚の耐荷重を超えた使用

対荷重を超えた三脚の使用


では紹介します。
下の写真は耐荷重を超えて色々と搭載した写真になります。

搭載機材

カメラ D610        :850g
レンズ シグマ 24-35mm F2  :940g
自由雲台 Velbon QHD-53      :200g
赤道儀 スカイメモS    :1kg
微動雲台           :800g

合計3790gと4kg近い数値となっています。
使用している三脚はSlik F740 耐荷重1.5kgと見事に倍以上オーバーしています。

対荷重を超えた三脚の使用

対荷重を超えた三脚の使用

なぜやってはいけないのか?

1. 三脚が安定しない
三脚の耐荷重についてでも述べましたが、三脚の足が縮まります。
特に上の写真では、4段の三脚なので3段階伸ばすことができますが、1段分しか伸ばすことができません。

2. 写真がぶれる
カメラのシャッターの衝撃でブレてしまいます。
こうなるともはや撮影した写真全てがブレてしまいます。まさに下の写真ですね。

70mm f/4 1/500s ISO100 (NikonD610 / Tamron 70-300mm f4-5.6 Di A17N)

70mm f/4 5.8s ISO3200
(NikonD610 / Tamron 70-300mm f4-5.6 Di A17N)

3. 単純に危ない
三脚を立てているだけで危ないです。
もういつ転倒してもおかしくありません。撮影している最中も気が気じゃありません。
常に手で受け止める準備が必要になります。

さらに、上の写真では三脚に一体型の雲台もついていますが、重さに全く耐えられていません。
雲台のレバー部分を脚に固定してやっとです。いや、固定できてませんけど。

スクリーンショット 2017-05-30 13.54.57


まとめ

三脚の耐荷重はとても大事です。
上の写真のような倍以上の超過などもってのほかです。絶対にやめましょう。

この時の体験で、三脚の重要性に気づきました。
三脚について調べると、三脚の重要性については多くの方が説明しています。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶといいますが、私は愚者でした。

まぁ、経験から悟ればよいでしょう。
というわけで、この経験から三脚を真面目に選ぶこととなりましたとさ。というお話でした。

しばらく三脚についての記事が続きます。

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