徹底解明!ベルルッティ結び:よくある失敗について

アイキャッチ用画像 Santoni

よくある失敗

今回はよくある失敗についてです。

ベルルッティ結び berluti knot 正しい結び方

(出典:http://www.berluti.com)

というわけでいつもの画像です。10番の画像なのですが、これを見ただけだと輪になった部分だけを通しているように見えます。紐の先端側を通していないのかもしれません

では実際に、輪になった部分だけを通したときの出来栄えはどうでしょうか

よくある間違い

60mm f/5.6 1/50s ISO640
(Nikon610 / AF-S Micro 60mm f2.8)

こうなります。いかがでしょうか…真ん中からぴろんと一本でてきてしまいます。縦方向の紐2本の間から出ていますね
下に拡大図を出します。横の紐が、縦の紐の下に来てしまいますね
この結び方は美しくありません

よくある間違い 拡大

よくある間違い 拡大

左右対称になっていない

私が失敗と言っている理由は、左右対称でないからです。単純に対称になっているほうが綺麗な気がします

実はそれだけではないのです。この結び方だと厄介な現象が起きてしまいます。

紐を解く際に…

ほどく時に紐を引っ張りますが、ほどけずに縛ってしまうことがあるのです。ベルルッティの公式ホームページの結び方が、この結び方と同じように見えるんですよね。角度的によくわからないので確証はないのですが…

ともかく、[左右対称でないこと]と[ほどく時にミスしてしまう]可能性があるので要注意です

まとめ:ベルルッティ結びの似合う靴

気づいたら5回目になってしまいました。延々と書いてきたおかげで、自分の理解もより深まったような気がします。

ベルルッティ結びは、特に丸紐の靴に似合います。というのも、平らな紐だと立体感が出ないのでベルルッティ結びなのかどうかが良くわからないのです。
これは最初に伝えるべき内容でしたね

こういう話はもっと早く書くべきでしたが、今更ながら思い出したのでここに記述したいと思います。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。以上でベルルッティ結びについての考察を終了します

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