では、もっと早いシャッタースピードだとどうなるかというと下の写真のようになります。
これはシャッター幕が完全に開き切らないためです。ストロボの発光時間は数千分の一~数万分の一秒、つまり一瞬です。そのため、先幕と後幕でスリットを作る1/250秒以上のシャッタースピードではスリットの隙間分しかストロボ光を拾わないのでこのような写真になってしまうのです。 フォーカルプレーンシャッターについてはこのような感じですが、電子シャッターであるローリングシャッターではどうなっているのでしょうか。 こちらでローリングシャッターの読み出しについて力説(?)しています。答えから言ってしまうと、フォーカルプレーンシャッターで起きる現象と同様です。 こちらがローリングシャッター時の読み出しのイメージです。
少々わかりづらいかもしれません。青い矢印が露光時間で、オレンジが読み出し開始時間、赤が読み出し終了時間です。横方向が時間になります。ローリングシャッターの特徴である、順次読み出しは読み出し開始時間のずれですね。シャッタースピードちょっと早め
上の写真は露光時間が長い場合、つまりシャッター時間が遅い場合です。 ではもう少しシャッター時間を短くしてみましょう。そしてストロボを発光してみましょう。 この白い帯がストロボ発光時間です。ストロボ発光時間は一瞬なので縦にまっすぐ入れています。ここがポイントです。全画面の露光時間内にストロボ発光しているので全画面にストロボ光が当たっています。シャッタースピードもっと早め
では次にもっとシャッタースピードを早くしてみましょう。 このような感じに青い矢印(露光時間)が短くなります。さらにストロボ発光です。 どうでしょう。ローリングシャッターの読み出しがずれている上にシャッタースピードが高速になると、ストロボ光が全画面の露光時間におさまりません。結果として以下の写真になってしまうということです。 いかがでしょう。フォーカルプレーンシャッターでもローリングシャッターでも、許容シャッタースピード以上のシャッタースピードでストロボ発光すると一部だけが発光されてしまうということです。
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