延々とスエードのチャッカブーツが如何に素晴らしいものであるかを紹介してきました。
雨でも雪でもスエードのチャッカブーツで事足りるのです。
スエードチャッカブーツの記事の締めくくりとして、おすすめブランドを紹介したいと思います。
しれっと生産国もばらけさせてみました。
スエードが雨に弱いというのは嘘? 実は手入れによっては雨に強い!!
選んだ条件
雨に強いという話を伝えてきたので、雨雪に強い条件の靴を調べました。
・ゴム底
・グッドイヤーウェルテッド製法(マッケイよりも水に強い)
といった条件ですね。
もちろん革底のスエードチャッカブーツはたくさんありますし、とても良いのですが今回は上の条件で選びました。値段の幅も広めで…。
今回アマゾン、楽天で探してみましたが、楽天のほうが種類が豊富でした。
アマゾンでは取り扱っていないものも多いようです。
サントーニ (Santoni)
１９５年創業のイタリア革靴店です。グッドイヤー、マッケイ他多くの製法をこなす高い技術を持つメーカーからのスエードチャッカブーツです。
こちらの１３５１１ チャッカブーツは製法に注目です。
ブラックラピド製法と呼ばれる製法となりますが、これはグッドイヤーウェルテッド製法とマッケイ製法のいいとこどりをした製法となります。
簡単に説明するとマッケイ製法の靴にさらにアウトソールを追加して、出し縫いをかけるというものです。雨がしみてこない製法ですね。
簡単な図を貼っておきます。
リーガル(Regal)
私も購入してしまいました、日本のメーカー リーガルのスエードチャッカブーツです。
リーガルはグッドイヤーウェルテッド製法の革靴を中心に生産しています。
外観としてはスエードの起毛が短めで、とても落ち着いた印象を与えます。
こちらで写真を紹介しています。
スエード(起毛)のチャッカブーツ ： 秋から冬、春先に活躍 雨の日にも使用可能(写真はリーガルのチャッカ）
色はダークブラウンとグレーもあります。
グレーもお洒落でいいですね。私は履きこなす自信はありませんが…。
バーウィック(Berwick)
スペインにある靴製造会社です。
こちらの製品は良く近所の革靴店でみます。
都内に出なくても近所で実物が見られるというのは素晴らしいことです。
品質に対して、値段が安めでコストパフォーマンスに優れます。
正直なところ値段が安いというのは魅力的ですね。
クロケット&ジョーンズ
イギリスの紳士靴メーカーです。
多くの紳士ブランドのOEMを引き受けるなどの、抜群の技術力を有する有名メーカーです。
値段はかなりしますが、品質は抜群。
いつかは欲しいですね。
紹介するスエードチャッカブーツのポイントは革とラバーのダブルソールです。
耐久性が高く、雨や雪でもがしがし履いていけます。
オールデン(Alden)
今も本土生産を続けるアメリカのメーカーです。
アッパーにコードヴァンを使用した靴が有名ですね。
上で紹介したチャッカブーツはつま先が細めのタイプばかりでしたが、こちらはつま先が丸みが買っています。アメリカのメーカーはこのような重厚なイメージの靴が多い気がします。
いかがだったでしょうか。価格帯で言うと３万弱から１０万弱と幅広い中で紹介してみました。
個人的に履きたいものがちょっと優先されたのは否めませんが…。
また、３万以下のものもたくさんありますが、あまりに安いものには要注意です。
革の質や製法の質が悪いことがままあります。
実際に手に取って選んでみるのが一番良いですが、上等な靴は近所で取り扱っていないことが多いので難しいところですね。
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