ブルームーンの意味は?月が青く見えるわけではないの? 2018年1月2日 2018年 1月31日 ついでに 天の川、星撮影おすすめ日程と時間帯(見頃の時間帯紹介)

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最近さぼっていましたが、ついでに2018年1月の天の川観測日和を考えていきたいと思います。
といってももう1月も終わりですが…。

というわけで2018年1月31日はブルームーンです。
みなさん、ブルームーンの意味はご存知ですか? 名前を聞くだけだと、月が青く見えそうな名前ですよね。

ブルームーンの意味

ズバリ、ひと月の間に2回満月が出現することです。
ちなみに2018年1月は、2日と31日の2回となります。

さて、ここで気になるのが2回ともブルームーンなのかということですが
2回目の満月をブルームーンと呼びます。

実際ブルームーンは青く見えるわけではありません。
ストロベリームーンも赤く見えるわけではないのと一緒ですね。

スーパー・ブルー・ブラッドムーンって何?名称がとりあえず凄い!

以下は1月の星、天の川の見え具合についてです。



1月の星、天の川事情

1月は天の川の見どころ(銀河の中心部)が見られる時間は全くありません。
季節的に仕方のないことですが、残念です。

天の川の見どころはあまり楽しめませんが、秋の星座、冬の星座を楽しむことができます。

1月上旬

日の入りが16時半です。
この時間帯には天の川が東、南、西の空にまたがって見えています。たとえば超広角のレンズを使用するときにはこのタイミングで広く天の川を撮影することができます。

といっても日の入り直後では少々明るすぎます。
また、夏の星座である夏の大三角形が西の空に見えています。

天の川 赤道儀使用

24mm f/2.8 65s ISO800
(D610 Sigma 24-35mm f/2)

1月中旬

日の入りが17時ごろです。
この時間帯には既に夏の大三角が沈みかけています。

また、北天にはこぐま座、りゅう座、ケフェウス座、カシオペヤ座が見えます。
北天の星座は1年中見えるものが多いので、覚えておくといつでも楽しめます。

りゅう座、ケフェウス座、こぐま座

りゅう座、ケフェウス座、こぐま座

1月下旬

日の入りは17時前頃です。
といっても1月の下旬はブルームーンのほうが貴重ですよね。

満月で星も天の川も見えづらいので、全力で月を見ましょう。

月の状態

1月1日:月の出は16時ごろ。月の入りは5時半ごろです。
1月2日:月の出は17時ごろ。月の入りは6時半ごろ。
1月3日:月の出は18時ごろ。月の入りは7時半ごろ。
という感じで1日30分〜60分ペースで月の出、月の入りがズレていきます。

1月15日は月の出は5時ごろ。月の入りは15時半ごろ。

1月31日は月の出は17時ごろ。月の入りは6時ごろ。

ちなみに1月2日は満月、1月9日は半月、1月17日が新月、1月25日が半月です。
さらに1月31日が2回目の満月であるブルームーンです。

 

まとめ

ではおすすめの星見日和はいつなのでしょうか。

今回に関しては1月31日のブルームーンかつ、皆既月食かつスーパームーンですよね。
さらに1月31日の月の出、月の入りを考えると17時から上って、6時に沈むのですからほぼ一晩中月が見えていることになります。

そして22時から0時くらいには月がしっかり上のほうにいるのに注目です。



 

 

作品紹介

今まで作成した記事で、星を撮影したものをまとめてみました。
撮影方法とか星座についてもありますが…。
もしよければご覧ください。

⇐10月の星見日和紹介へ

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